医療福祉法人の介護職で夜勤の劣悪な労働環境で退職を決意

-退職者のデータ-

職業:医療福祉法人の介護職
性別:女性
年齢:39歳
会社規模:中小企業
年収:280万円
勤務地:三重県
勤続年数:2年
月間平均残業時間:10時間

入社した動機・理由は何ですか?

当時は就職氷河期で大学3年生ごろから就職活動をしていたのですが他の業界では一社も内定が取れず、なかなか就職先が見つからなかった中で求人が出ていた上に、夜勤手当が1回あたり5000円ボーナスが基本給の半年分などと条件が提示されていたことから、この業界にしてはかなり待遇がいい職場だと思って就職することにしました。

また就職した友人の中には入社半年以内ですでにリストラや倒産に遭ったりするなどして再就職ができずに苦労している人もいたのですが、医療福祉法人であれば将来高齢化社会が進むにあたって仕事を失うことなどないだろうし資格や経験も多数得られるだろうと思ったことから積極的に介護福祉の職に就こうと思いました。

仕事内容

医療福祉法人の経営する老人保健施設において入所者の世話をする介護職員をしていました。

お世話に関しては排せつや食事に関することはもちろん、入浴やリハビリの援助もしていました。

入所施設のため日勤はもちろん月に4回ほど夜勤をしていました。

また時々併設されているデイサービスで入浴の手伝いをしたり、送迎をしたりするなど持ち場を離れた業務をこなすこともありました。

説明と異なる労働条件&上司ブチギレ退職決意

退職理由は職場が求人情報とかなり違う待遇だったことです。

夜勤手当やボーナスに関してはその通りの金額でしたが、休暇や勤務時間に関しては当初に説明があったことと全く違う状態でした。

勤務時間は朝の8時半から夕方17時半まででしたが、実際には8時前から夜勤明けの職員の手伝いという意味合いで勤務していることがほとんどであり、また夕方17時半以降も人員不足で夕食の片付けが終了できないため、30分くらいボーナス残業しているのが当然でした。

さらにもっと劣悪な勤務状況だったのは夜勤でした。

夜勤に関しては夕方16時半から翌朝9時まで勤務していたのですが、一応休憩時間と仮眠時間合わせて4時間の休暇時間を取ることになっていました。

しかしながら担当部署の夜勤は人員不足で1人ずつになってしまうことから、実質上は休憩時間も仮眠時間も禁止されていて半日以上休むことなく勤務することを要求されたのです。

そのため同僚の中には体調を崩して夜勤担当から外れたり、退職したりする人が定期的にいました。

私も最初は半日以上休むことなく頑張って夜勤をしていたのですが、夜勤明けで帰宅する時に交通事故を起こしかけたことから上司に夜勤の休憩時間を少し確保できないかという相談をしたのです。

すると上司はひどく怒り、できなければ退職しても構わないという返事をしてきたのです。

上司が素っ気ない態度をしたことから、夜勤に限らず今後何かしらのトラブルが生じた時には自分一人で抱え込まなければいけないということを憂慮したことからこの職場を退職しようという気持ちになりました。

退職時の辛かったこと

夜勤に関する不満を伝えた時には嫌なら退職しても構わないと言ってきたのに、いざ退職すると表明した際に上司や経営陣から強く引き留めにあったことでした。

勤務条件を変えるなどの打開策を提示するわけでもないのに、人手が少ないから困るとか、残った職員が大変な思いをするのに退職するなんて冷たいと厳しい口調で言われた上に半年ほど退職願を受け取ってくれませんでした。

退職願を受け取らないなら無断欠勤をして解雇にしてもらうという手もあったのですが、退職金を支給されずに退職するとただでさえ給料が少ないのに次の職が見つかるまで困窮してしまうのでは思ったことから、定期的に経営陣と話し合って孤軍奮闘で退職させてもらえるようにするのはかなり労力を要しました。

得られたスキル

介護に関する知識は格段に増えたのはよかったです。

その職場は介護職員の待遇がとても悪いということで働きたくないと思ったのですが、当時から事業所は増えつつあったので探せばいつか働いやすい職場が見つかるのではと思い、その時には培った技術をアピールしたいと思いました。

退職後は児童養護施設に転職

退職後は別の医療福祉法人で介護ではなく、児童養護施設にて幼児の世話をする仕事をしていました。

老人と子どもに対しての接し方は違いますが、食事や排せつの世話など共通する部分もあったことから、介護職員時代の技術は十分に活かせたと思っていました。

子どもは老人とは違って成長して大きくなることから、給料は安くてもやりがいがあると感じて仕事をしていました。

そのようなことから現在でも介護の仕事を退職したことを後悔はしていません。

子どもができたことから、児童養護施設は数年前に退職したのですが今後再就職する際にはよほど仕事が見つからない限りは、介護職員として再就職したくない、別の業種の仕事をとことん探したいと思っています。

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