個人経営の接骨院に勤務するが福利厚生の不満や業界慣習に嫌気が差し退社

-退職者のデータ-

職業:接骨院のマッサージ
性別:男性
年齢:42歳
会社規模:個人経営
年収:300万
勤務地:茨城県
勤続年数:半年間
月間平均残業時間:30時間

以前埼玉に住んでいましたが妻と離婚し茨城の実家に帰ってくるにあたり、柔道整復師の資格を活かす為とりあえず経験を活かして働ける整骨院を探していました。

兄が飲食店を経営しており、お店のお客さんが整骨院を経営していて求人募集をしているといった情報を兄から聞き、そのまま入職といった流れとなりました。

茨城でも甲子園出場を何度も果たしている某有名高校の指定整骨院で、野球部のトレーナー等も行っていることを聞き、これまでスポーツ選手を相手にしたトレーナー経験がなかった為自分のスキルアップに魅力を感じました。

また、経験を考慮して給与も挙げていくといったお話も伺い、最初に提示された金額には不本意でしたが、今後の頑張りしだいで収入を挙げていくことも可能であることも魅力に感じました。

いずれ自分で整骨院か整体院を開業するつもりでいましたので、それまでの最後の修行のつもりで入職しました。

接骨院の仕事内容

受付専属のパートさんはいたのですが、曜日によっていない日もあったため、まずは予約やお会計といった基本的な受付業務を中心に行いました。

その間暇なときは、その整骨院のオリジナルの整体の施術法があった為、院長やその他の施術者のやり方を見て覚えさせられ、一か月ほど経過した頃に先輩の先生から一つ一つ施術のやり方を教わりました。

その後二か月ぐらい経過した頃から社長の友人である患者さんと指定となっている高校の野球部に限らず運動部の学生の患者さんの施術に入らせてもらえるようになりました。

退職理由

個人でやっている整骨院でしたが、福利厚生が全くなっていませんでした。

社員とは名ばかりで給与は固定でしたが、残業代は全くなく年金は国民年金、保険も国民健康保険で雇用保険等の加入もなく、もちろんボーナスの支給もありませんでした。

経験を積むために一時的に働くつもりではいましたが、残業を含めて計算すると時給1000円で計算してもそのほうが収入が多いことに大いに不満を抱きました。

野球部の子を中心に施術の面での経験を積める機会はありましたが、しかしその整骨院の整体のやり方を基本として行うことになっており、自分自身がその整体を受けてみてその整体の効果に疑問を感じるようになったこと、またそれしか基本的にやってはいけなかった為、自分のこれまでの経験を生かせないことにも不満を感じました。

また、社長がワンマンで切れやすいタイプの人であったため理不尽な怒られ方を何度か経験したことにストレスを感じるようにもなりました。

これまでにも経験を積むためと個人経営のいろんな整形外科や整骨院、整体院で働いてきましたが、働いている従業員のことを考えているところはほとんどなく、結局は患者さんのためではなく、社長や院長の満足の為に働かなければいけないのはどこも一緒でした。

整形外科はそこまでではないにしろ、個人経営の整骨院はどこも同じような感じでした。

結局、お金をもらって経験を積ませてやっているといった風潮が整骨院業界にはあるようです。

文句があるなら自分でやれといった感覚を身に染みて感じました。

退職時の辛かったこと

以前辞めていった人の話を他の先生から聞いた際、社長がかなり切れて円満な退社ではなかった話を聞いていたので辞める理由、タイミング等についてはかなり迷いました。

実際辞職についての話を切り出すと切れるのではなく逆に引き留められ、余計に辞めづらくなってしまいました。

結局兄にも一役買ってもらい、離婚してから精神的に鬱気味で仕事に身が入っていない話を弟から聞いている、兄としてはそんないい加減な気持ちで働いているのでは迷惑がかかるからと喧嘩して兄弟の縁を切ったという話を兄から社長にしてもらい、やっとのことで辞めさせてもらいました。

実際には兄とも仲は良いのですが、しばらくの間兄の店に行くことを控えできるだけ兄弟で会っている姿を見せないような気遣いには疲れました。

得られたスキル

辞職を決めてからは、割り切って社長や院長が見ていない時に、自分のやり方で野球部の高校生に施術を行っていました。

施術を受けた高校生からの評判は良く、自分のやり方で痛みが改善する経験を積むことができたことで自分のスキルと自信につながりました。

退職後はデイサービスに転職

退職する以前から転職サイトを確認しており、辞職する前に面接等を済ませ、辞職した翌日から現在のリハビリ特化型のデイサービスで働いています。

利用者の方が、慢性疾患から片麻痺等の重い症状を抱えた要介護、要支援の高齢者の方と多岐に渡っており、その方々を相手にマッサージやストレッチ、運動療法を主体としたリハビリを行っています。

現在の職場は福利厚生もしっかりしており、ボーナスも支給もある為以前の整骨院に勤務していた頃よりは年収も少なからずアップしました。

残業代は支給されませんが、以前よりも帰宅時間がかなり早いため、今後の開業や勉強のための時間を確保できるなどメリットが多く退職して全く後悔はしていません。

今後はデイサービスでのリハビリの経験を積みながら、開業に向けた準備を行っていきたいと思っています。

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