オーディオメーカーを会社の赤字で残業代も支給されなくなり退職

-退職者のデータ-

職業:オーディオメーカー
性別:男性
年齢:42歳
会社規模:大手企業
年収:400万
勤務地:東京
勤続年数:10年
月間平均残業時間:60時間(残業代無)

入社した動機・理由

鉄道の仕事をしたかったのですが、不景気ということもあり不採用の連絡ばかりで就職活動をせずに大学院へと考えていました。

しかし親の負担が増えるだけだと思い、いろんなお店へ行きました。

目に留まったのが、家電量販店でのオーディオでした。

オーディオ製品を見たり、聞いたりしていると、オーディオ製品を設計してみたいという気持ちが出てきました。

実際に会社説明に行き、人事部の人から会社は、海外向けが多いことを知りました。

自分が設計したものが世界中で買ってもらえるという、社会貢献だと思い、入社の動機がさらに増えました。

国内向けのみでも良かったのですが、世界に向けて売るということがとても魅力に感じました。その魅力もあり、私が入社を決断しました。

今では考えられないような、就職難という時代もあり、なかなか難しい就職活動でした。

入社が決定したときには、人が多かったですがガッツポーズをしたいという気持ちでした。

仕事内容

実際に会社に入り、新入社員研修が終わるころに、所属の発表がありました。

ラジカセをやりたかったのですが、ラジオの設計と開発でした。

ラジオはこの当時は、なんか古臭いなと思っていました、実際に仕事をやると強烈に難しいことが分かりました。

周波数の高いラジオですので、大学までの知識では仕事がうまく進みません。

大学で電子回路をやったなどアピールするのは、いいと思います。

実際には強烈に難しいこともあります。

退職理由

不景気から脱出できない会社の体制でした。

バブルという時期を忘れられないのかもという思いもありました。

退職のきっかけは、体調不良でした。

この体調不良の原因を調べると、ストレスかなと思います。

他の部署が大赤字を出し、連帯責任で家電量販店へ行き、販売応援をしました。

新入社員研修でもあったのですが、さすがに仕事をしながら、販売もするというのは厳しかったです。

この販売応援では、自分の部署のせいではないのにという気持ちがありました。

会社の赤字が進んだため、残業代も出なくなりました。

昇進したから出なくなったわけではありません。

今では、ブラック企業と言われますが、仕事に見合った給料が出ないというのは、モチベーションが無くなってきます。

会社のために利益貢献をするというのが、会社に入ったときの研修で言われますが、そうではなく仕事をしてそれなりの給料をもらうべきだというのが一貫していました。

そのためか、会社の方針に納得がいきませんでした。

社長や役員は億単位の年収です。

自分は、なんでここまで差があるのだろうと真剣に考えたときもありました。

会社の業績がどんどん悪化しているのは、会社の上層部の人たちが給料を取りすぎなのではないか?と思うようになりました。

そこから、さらにモチベーションが下がっていきました。

どんどんと仕事するのがバカバカしいと思うようになり、ある朝、突然体が動かなくなりました。

身も心もボロボロになってしまいました。

会社の外から見ると一流企業と言われていた会社ですが、人を大切にしない企業でした。

ここが一番辛かったポイントです。

退職時の辛かったこと

休職して退職したわけですが、辛いのは、あまりに過激に仕事をしていたせいもあり暇なことです。

また体調不良で退職したため、病院へ行っていました。

職安へ行ってもやたらと就職活動をしないといけません。

失業手当が出ないのです。

お金の問題とあまりに暇な問題がありました。

徹夜したり、休日出勤していたため、仕事がないと何をしたらいいのか分からなくなることがあります。

なにもせずにはいられないという焦燥感もありました。

ここで考え方を変えました。

仕事が少ないのが普通だと言い聞かせ、なんとか耐えるとだんだんと慣れてきます。

失業手当もきちんと就職説明会へ行かないともらえません。

本人のやる気を見たいのでしょうが、当時はどこの会社も経営状態が悪かったのもあり、求人はダミーということが多かったです。

行っても採用されないというストレスもありました。

今後の経済によって解消されると期待をしていますが、もし経済が悪化することがあれば、とにかく休んでほしいと思います。

休みがないから休み方が分からなくなるという辛さがあるからです。

得られたスキル

仕事から得られたことは、電子回路の知識です。

ラジオをメインでやっていましたが、その後CDの設計をしたりMDの設計をしたりしました。

あまり聞きなれないと思いますが、「ラジオ・音響技能検定」という公的資格があります。

3級を受験してみました。

一切勉強をしていません。

自分がどれだけスキルがあるか、真っ向勝負したかったのもあります。

試験開始から5分で終わるというくらいスキルが自然とつきます。

専門学校の生徒さんは、かなり苦戦をしていましたが、ここまで差があるとは思いませんでした。

そういう意味では、電子回路の知識が多くなったとも言えます。

退職後はフリーランスとして仕事

体調を崩して退職をしました。

すこし後悔がありました。

後悔ばかりしてはいけないと思い、嫌でしたが会社の近くに行き、一礼しました。

これは、自分のけじめです。

会社は辛かったですが、今まで仕事ができたという感謝です。

会社の上層部に対してではなく、会社の存在に対して感謝をしました。

そこから、気持ちがゆったりとしてきました。

退職による後悔はなく、どちらかというと会社の製品を買わないようになってきました。

報復という訳ではありませんが、自分以外にも苦しんで退職した人を見てきたからです。

その人たちの顔を思い出すたびに買わなくなってしまいました。

退職後に体調が少しずつよくなり、ネットでできる仕事があるか検索してみました。

検索をしていると、クラウドワークスというネットを通した仕事がありました。

評判が良かったのでクラウドワークスへ入り、仕事をするようになりました。

在宅ワークなので、自分で仕事量を調整しないといけません。

過去に仕事で体調不良を起こしたので、なんとか仕事を調整しながら日々暮らしています。

今の方が自分に合った仕事かなと思っています。

むしろクラウドワークスに出会ったことに感謝しています。

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