金融機関の営業職を会社の人件費削減が理由で退職

-退職者のデータ-

職業:金融機関・保険営業
性別:男性
年齢:34歳
会社規模:中小企業
年収:400万
勤務地:広島
勤続年数:9年
月間平均残業時間:65時間(残業代有)

入社した動機・理由は何ですか?

もともと小さな頃から算数・数学と数字に触れることが好きで、大学で経済・経営学・会計学を専攻していたことから、金融に関する学問に触れる機会は非常に多く、あまり深く考えることなく金融で働くということが自分の将来のビジョンだと思っていました。

そのため就職活動はメガバンクや大学があり地元である広島の金融機関を中心に行きました。

自分の興味ある他の業種への就職活動も同時には行っていたり計画はしていたものの、金融機関の採用試験が他の業種よりも早く、5月の初旬には内定をもらい、地元の企業であったこと・ある程度規模の大きな企業で将来的に見ても安心感があると思われたこと、応募済みの企業は一旦結果が出た状態であったこと、まわりも金融機関入社希望者が多かったことから入社を決めました。

仕事内容

勤務期間は約9年半でしたが、2~3年程度で異動があり、自分が経験した業務は、1年目融資担当(融資の書類作成)、2年目営業担当(原付での外回り・融資案件や保険の獲得)、3~5年目本部事務(保険・投資信託・国債の推進統括)、6年目営業担当(保険・投資信託・国債の販売専門担当者)、7~8年目本部事務(システム統括・社内規定管理)、9年目営業担当(原付での外回り・融資案件の獲得)というものです。

退職理由

社内での業務規定の変更が退職の一番の理由です。

人件費削減を目的に、人事制度の革新が行われることとなり、営業職(実質営業職になるが会社としては営業職ではなく何でもありえますという言い方しかしていない)とそうでない職務との給与に大きな格差が出るように改定されました。

そしてそれは営業職以外のものは昇進しづらい制度でもありました。

私の場合は、後者を選択すると月給が約7万円下がる状況であり、それは初任給を下回るものでした。

自分は業務中に事故した経験から、バイクの運転に恐怖があったのですが、当時結婚を意識していたことでそれほどの減給は考えられないことや、30歳前後で後者を選択する職員はほとんどいないという同世代に負けたくないというプライドから、営業職を選択しました。

しかし40代以上の営業職で業績の振るわない方は営業職を選択することを許されず強制的に給与を下げられていました。

しかし、営業職は一定数必要なため、営業職を選択しなかったとしても営業職をさせられているかたもいました。

選択しても本部事務業務を続けていたものの、3ヵ月後実際に営業職に異動することとなったのですが、その内示は発表日の1日前で、社員のことを考えていない会社だという不信感はたまっていきました。

営業職を続けていく中で、先輩方に話を聞いていくと、最大で給料が月8万円下がった方もいて、息子さんが大学受験を控えているため奥さんがパートを辞めて、正社員としての勤務を検討しているということでした。

その制度改正では、自分は給与の高い職務を選ぶことは出来たものの、次に同じようなことがあった場合に、そこに選択権はないなと感じたこと、ワークライフバランスという体のいい言葉を掲げているものの社員のことはしっかり見ていない・考えていない企業に未来は無いなと思い退職を決めました。

退職時の辛かったこと

9年間の中で約6年間本部事務をしていたことや3年程度新人及び窓口担当者の研修を担当していたことから、社内の8割程度の人間を知っており、各店舗での研修やセミナーを開催していたことから、多くの方に退職を惜しんでもらいました。

実際に社内の電子掲示板に退職が出るのは有給休暇の消化中であり、所属していた店舗と本部の一部の方以外は知った頃には本人はもういないという状況になるはずだったのですが、少しづつ噂が広まったようで、社内の連絡便で多くの選別が届いたり、内線で多くの電話を頂き、送別会も開催して頂きました。

会社自体は嫌いになっていましたが、その中で働く人はとてもいい人が多く、その方たちとの別れが一番辛かったことです。

得られたスキル

その仕事で得られた経験で一番大きなものはコミュニケーション力です。

金融に関する膨大な知識ももちろん必要ですが、研修を担当すること、各店舗と連携をとっていく中では、何よりも人間関係の構築が一番重要であると感じました。

退職後は大学の事務に

退職して、約3ヶ月程度は無職の期間がありましたが、現在は大学での事務をしています。

主な業務内容は、学生対応、産学連携や地域連携に関する業務、無料の公開講座の開催、卒業式・学祭・オープンキャンパスなどのイベント対応、報酬や経費の処理業務、奨学金の受付や変更に対する業務、協定校の増加や海外留学生の増加などを目的とした国際交流事業に関する業務、既卒者に対する卒業証明書・成績証明書などの発行に関する業務など、大学運営に関する業務は多岐にわたっています。

前職の方と時々会い、食事をすることで、この人たちと仕事することが出来たら幸せだなあと思うことはありますが、会社を辞めたこと自体を公開することはありません。

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