英語上達を目的に海外勤務の食品メーカーに入社するが英語力上がらない環境で退社

-退職者のデータ-

職業:食品メーカーの営業
性別:男性
年齢:42歳
会社規模:中小企業
年収:1000万
勤務地:海外勤務
勤続年数:10年
月間平均残業時間:30時間(残業代無し)

海外勤務がしたくて入社

入社の動機は、海外で広く事業を展開している会社に魅力を感じ、自分自身も海外を飛び回る仕事をすることを夢見ていました。

食品業界は、日本食の海外での人気やブームに伴い、海外勤務に近道だと考えていました。

日本の食材を海外に輸出、販売することにも魅力を感じていました。

ですので、海外展開をしている食品業界を探し、入社しました。

加えて、グローバル化した社会では、英語は必須のスキルだと感じており、海外勤務を通じて、ビジネスに役立つ英語力を取得したいと思い、海外勤務が可能な会社に魅力を感じました。

英語で世界中の取引先とコミュニケーションを図ることができれば、自分のビジネススキルも高まり、自分自身の転職マーケットにおける価値も上がると期待していました。

仕事内容

日本食材のアメリカへの輸入業務(日本、中国、タイ、ベトナム、台湾、韓国などから)、現地での委託倉庫を探しての保管業務、現地の問屋や小売店、レストランへの商品の営業と販売が主な仕事内容でした。

同時に、アメリカの食材や食品原料の日本への輸出業務も行いました。それから、現地採用の営業スタッフの採用や管理業務も行いました。

退職理由

第一には、募集時に提示されていた採用地とは違う場所で業務に就くことを命じられました。

初めての場所で、土地勘もなく、業務に馴染む前に、その土地と環境に慣れることに苦労しました。

次に、英語を学びたいと思って期待していましたが、社内言語は日本語がほとんどで英語を話す機会はほとんどありませんでした。

取引先や営業先も同様で、日本語がコミュニケショーン言語となっており、英語を使う機会はほとんどありませんでした。

せっかく、英語圏での仕事を得たのに、英語を使っての業務が極端に少ないことに驚きと戸惑いを感じました。

せめてプライベートでは、英語を使ってスキルアップを図りたいと考えていましたが、顧客回りや接待が夜まで続くことが多く、プライベートの時間を取ることもできませんでした。

また、出張も多く、一週間のプライベートのスケジュールを決めることも難しく、土日に移動をしなければならないことも多々あり、仕事ばかりの生活となってしまっていました。

加えて、日本への業務報告が細かく義務付けられており、日々の報告書作成にも数時間を要するようなシステムで、接待のない日も遅くまでオフィスでの事務処理に追われていました。

当初の目的の一つには、英語スキルの向上でしたが、職場での言語が日本であること、業務時間が長すぎることにより、まったく目的を達成できる環境ではありませんでした。

また、勤務地の変更が無条件で行われるなど、会社の方針変更に振り回されたことが大きなストレスになりました。

退職時の辛かったこと

退職を申し出た後、もっとも辛かったことは、すべての業務から外されたことです。

業務引継ぎをスムースに行おうと思い、退職の半年前に退職の意向を申し出たのですが、退職の話をしたとたん、会社の対応が変わり、すべての業務を外されてしまいました。

何もすることがないのに、毎日毎日出社して、定時まで会社にいなくてはならないことが一番辛いことでした。

同僚の中には、同情してくれる者もいましたが、それでもやはり、仕事もないのにオフィスにいるということは、辛いものでした。

個人的には、退職にあたって、自分が当初目的としていた英語スキルの向上が達成できていないということが辛く、この10年間が自分にとってどういう意味を持つのか考えれば考えるほど、辛くなりました。

得られたスキル

貿易業務が中心でしたので、貿易についての知識(輸出についても、輸入についても)を得ることができたことはプラスの面だと感じています。

また、日本にいれば会うこともできないような人々(日本人以外の人々、日本人でも他業種の人々など)に会うことができ、今後も人脈として自分の財産となったことはプラスとなります。

退職後は貿易の知識を活かし他業種に転職

退職後、日本に帰国して他業種に転職をしました。

退職したことに対する後悔は特にありませんが、英語力向上について、もう少しできることがあったのではないかという思いは多少あります。

10年を費やして、向上しなかったということは、一義的には会社の環境にあったのは事実ですが、やはり、自分の努力というものも少なからず欠如していたのではないかと反省しています。

業務自体は、貿易に関する経験と知識を与えてくれたので、退職、帰国後に貿易業務に関する仕事に就くことができました。

今回の経験を活かして、もう一度、海外での就労のチャンスを探したいと思います。

マイナスの面ばかりを見るのではなく、いずれにしても経験することはプラスになる面があるということを学びましたし、夢見る将来のために前進していきたいと考えています。

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