大手機械メーカーを過酷な労働条件や土日出勤に嫌気が差し退職

-退職者のデータ-

職業:①機械メーカー営業
性別:男性
年齢:34歳
会社規模:大手企業
年収:350万
勤務地:東京
勤続年数:1年半
月間平均残業時間:45時間(残業代無し)

ルート営業に魅力を感じて入社

私が大学を卒業後に入社したのは某大手機械メーカーでした。

入社した理由に立派なものはなく、大手でトップシェアを有する製品が多く安泰な感じがしたこと、また第一に他に内定が頂けなかったことが主たるものでした。

入社後の職種は営業として配置されるのだろうとは予測しており、機械メーカーの営業ということで主に既存の代理店や販売店を訪問して売上をあげる、いわゆる「ルート営業」であることは知っていました。

学生だった私は「新規開拓ばかりの営業なんて大変そうでイヤだなあ」と思っており、ルート営業ならば慣れれば自分にも務まるであろうと考え入社を決めました。

入社後何年かしたら退職して何か別の道に進もうなどとは少しも考えておらず、当時はできるならば定年まで勤め上げようと思っていました。

機械メーカーの仕事内容

機械メーカーと表現しましたが、扱う製品は具体的には電動工具や釘打機でした。

予測通り営業として配属され、既存の代理店や販売店を訪問し、フォローも含めて行い売上げをあげるというものでした。

担当していたエリアが広かったため、車で移動し、1日の大半を社外で過ごしていました。

退職理由

私が退職を決意したのは入社後1年半たったころのことですが、そもそもこの職種が向いていないと感じたことに加え、労働条件も過酷だったゆえです。

まず平日昼間は営業に出ており、会社に戻ってくるのは大体夕方になります。

そこから顧客からもらった注文を処理したり調べものをしたり資料を作ったりせねばならず、とても定時には終わることができません。

早くても19時半、遅いと24時前まで会社に居残ったりしました。

帰宅してもあとはお風呂に入って寝るだけ、という日もよくありました。

何と社会人は大変なのだ、とその時点で思いましたが、土日もこの業界は休めないことが多いのです。

この業界というのは建材や設備機器を扱う業種のことを指しますが、代理店や販売店がお客様(ユーザー)のために土日によく展示会を開催し、メーカーの営業は出展を余儀なくされることがよくあります。

ハンマドリル・インパクトドライバ・レシプロソーなどを製品として扱っていましたから、展示会に来店したユーザー相手にPRして、売上げをあげなくてはなりません。
こうして平日は営業活動、土日は展示会というパターンが多く休むときがないのです。

1年中そうという訳ではないのですが、年間で半分くらいはこんな感じでした。

いくら休出手当が支払われたとしても、さすがにこれでは耐えられず、退職を決意するのでありました。

ちなみにルート営業だからといってラクだなんていうことはなく、顧客の要求も細かく厳しく、とても大変なものでした。

退職時の辛かったこと

大変な毎日でしたが、私が在職中に唯一救いに感じていたことは、上司や同僚が本当にやさしい人たちばかりだったことでした。

早い時点で仕事に対する限界を感じていましたが、出来の悪かった私のことを皆本気で心配してくれて、プライベートのことも含めて何度も相談に乗ってもらっていました。

退職したのち私は地元に帰ることになるのですが、そんな人たちと今後会えなくなるのが唯一つらかったことです。

今でも当時の上司や同僚と年賀状やSNSなどで連絡をとり続けています。

この人たちが周りにいなかったら、当時のことはただつらいだけの思い出として私の中に残っていたのではないかと思います。

得られたスキル

経験して身についたスキルなどは特別ないのですが、私自身が企業の労務管理や働きやすい職場づくりに関心をもつきっかけとなりました。

結果、退職後に社会保険労務士の試験を受験するという、次に進む道の第一歩を明確にすることができました。

退職後は何シている?

前述した通り、在職中の労働条件があまりにも過酷だったことがきっかけで「次は従業員にとって働きやすい職場づくりに携わる仕事に就きたい」と考えるようになりました。

具体的には企業における総務や人事の仕事なのですが、未経験の職種では採用されるはずもないので、それならばいっそ1年間を勉強に費やして社会保険労務士の試験に合格しようと考えました。

社労士試験合格という実績を手土産に転職活動をすれば、未経験でも総務か人事の仕事に就けるのではないかと思ったのです。

そして予定通り1年間受験勉強のため浪人し、見事試験に合格します。

作戦は成功し、社労士試験合格の実績が評価され、未経験ながら総務の職種として某企業に採用されました。

前職を退職して後悔しているかと聞かれれば、後悔はしていないと答えます。

もう体も心も限界でしたし、どうにもなりませんでした。

つらいことが多かったですが、その経験があってこそ現在の日々がある訳ですから、時間がたった今となっては「まあ、よかったのかな」と振り返ることができています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1人でも多くの方に貴重な退職体験談が伝わるように応援よろしくお願いします!
ポチッとお願いします!
にほんブログ村 転職キャリアブログへ
にほんブログ村
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です