保育園業界は高離職率で思いのほか重労働なので業界未経験者にはおすすめしません。

-退職者のデータ-

職業:保育園業界の経理
性別:女性
年齢:27歳
会社規模:中小企業
年収:309万円
勤務地:東京都
勤続年数:6ヶ月
月間平均残業時間:50時間(みなし40時間)

入社した動機・理由

まず、第一に最近多方面で話題になっている保育業界に携わるのも面白いしぜひやってみたいと思ったからです。

また、未経験で経理をやることができるのも魅力的でした。

また、多数の保育園を運営する企業がありますが、運営している保育園の数が多いこと、また女性のライフステージに関わる事業も行っていることにも関心を持ちました。

介護事業ベビーシッター事業などです。

また、若手が多く勢いのある業界だったので多少忙しくても自分を成長させることができるのではないかと感じました。

教育業界には何となく関心をもっていましたが、その中でも保育業界の知識をつけ、経理として成長をし自分のキャリアを積んでいくビジョンが見え、入社を決意しました。

仕事内容は保育園の経理担当

運営している保育園の経理担当の総括と運営本部の小口現金管理、総務の退職に伴い、備品発注や新入社員対応、慶弔金管理などの総務的な仕事も担いました。

また、保育業界特有のものとしては補助金に関わる業務です。

保育業界は万年人手不足

離職率が非常に高く、毎月退職者が出てその都度負担が増えていったこと、また私だけではなく全員に負担がかかっていき、幹部職員による感情的なコミュニケーションが非常に増えたことから、このままでは長くは続けられないと思ったのが大きな原因です。

また、保育園業界全体に限ったことではないと思いますが私がいた会社の場合、保育士の離職率も非常に高く、またいなくなった保育士の不足分を採用することも難しく常に人手不足だったため、全くの素人にも関わらず研修もなく保育園に行かされ、保育補助を担当させられたことも非常に大きな負担でした。

ただでさえ、人手不足の現場に教育もうけたことがない素人がいっても負担でしかありません。

もちろん、教育する余裕は現場にはありません。

それでも人手不足なので、そういった当たり前の現状も見えなくなり、その場を乗り切ればいいと考える幹部たちでした。

大切な子供たちに何かあったら大変だと思うのですが、人が集まればよい、何かあれば現場に飛ばされた社員のせいという文化は離職率に拍車をかけていたと思います。

この経験から思ったのは、保育士資格のない人は興味があっても保育園業界にはいかないこと、どうしても就職したければ資格をとってからいった方が身のためです。

保育士はイメージと違って体力仕事で、意外と続かない人(有資格者でも)が多いです。

そのためか、保育士不足が加速しており必要な人数が足りないまたはぎりぎりの人数でやっているせいで負担や責任が重いです。

全くの業界未経験者はおすすめしません。

辛かったこと

先述しましたが、退職が決まってから未経験にも関わらず研修も教育もなしに保育園へ保育補助をやりに行かされたことです。

子供たちという大切な命を預かるにも関わらず、自分から学ぶ姿勢ももちろん大事ですが、人が足りないという理由で全くの素人が現場にいかされるのは一番つらかったです。

掃除やベットの搬入、子供たちの着替えや遊んでる際の監視など一見簡単そうには見えますが、子供たちの扱いを分からなければいつか事故につながりそうで緊張を多大に強いられました。

専門職の穴埋めを時に素人にやらせる業界体質は早急に改善されるべきです。

民間の保育園には、よっぽど信頼がおける企業でなければ自分の子供を預けたくないと感じました。

それぐらいつらい体験でした

得られたスキル

非常に仕事量が多く、また人手が足りないでスピードを常に求められたので、マルチタスクを処理する能力が身についたなと思います。

特に直属の上司がマネジメント意識が疎く、次から次へと重要度が高い仕事を持ってくる癖があり、最初はかなり難儀しましたが、慣れてくると全て回せるようになり大事な経験となりました

退職後は教育業界で人事をする

退職後は転職をし同じく教育業界の企業で元々やりたかった人事の仕事をしています。

退職をしたことは全く後悔をしていません。

今は自分に適した仕事で精一杯努力をしながら貢献させて頂くことができていて、仕事を変えただけで生活が変わりました。

今の仕事も、学生と向き合う仕事ですが私には保育園児よりも自分に向いている気がします。

また人手がいるので、ちゃんとした教育もうけることができ、やっと腰を据えて働くことが出来ていると感じています。

また、幼児教育にも事業を展開しており、辛い思いもしましたが前職での経験も活かせる環境にもなっていて、少しでも経験を活かせたらいいなと感じています。

辛い経験をトラウマにはせず、成長の糧にしようと思います

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