35歳パチンコ勤務男が2代目社長のワンマン経営に限界がきて退職

-退職者のデータ-

職業:パチンコホール
性別:男性
年齢:35歳
会社規模:中小企業
年収:700万
勤務地:神奈川県
勤続年数:9年
月間平均残業時間:130時間

パチンコ会社に入社した理由

パチンコ業界自体に勢いがある時代でしたので、ある程度の会社であれば年々売上が上がっておりました。

今後の将来性を考えた時に、市場規模も大きいということで、興味を惹きました。元々パチンコは一切やらなかったので、細かい部分が分からず、企業情報等を調べつつ、会社説明会に参加しました。

ある程度大きい会社でも、早い段階で責任のある職位についており、若い頃にチャンスを貰える業界と感じました。

また給与面に関しても他業種と比べる高く、魅力的に感じました。

業界未経験者でも昇進している人の多い業界である、と会社説明会でどの企業も口を揃えて言っておりましたので、「未経験でも努力次第で出世出来る」と考え、エントリーをすることにしました。

パチンコホールの仕事内容

一般社員の内はアルバイトとほぼ変わりません。

ホールを回って接客をするのみでした。役職が上がるにつれ、営業に携わる様になっていきました。

遊技台の調整面、販促を含め、人、物、金の管理を行う様になりました。

店長になると経常利益をいくら出せるかが評価基準となりました。

退職理由

パチンコ業界に多いのですが、2代目が会社を継ぐことで会社の業績が下がっていっておりました。

要因として、2代目の社長が人事権を握ったことで、完全に独裁状態となったことが一番と考えております。

今まで会社を支えていた幹部クラスや、現場で結果を出していた店長クラスを含め、全て自分の気に入る人間で固めていったのです。

一年が経つ頃には店長以下の役職まで、その人事が及びました。勿論、全員昇格させていてはポジションが足りなくなってしまいますので、帳尻合わせの降格が発生しておりました。

私はその被害に合ってはいませんでしたが、特に理由も無く降格させられる人間が多数いました。

若しくは理由があっても「あいつはセンスがない」「雰囲気がウチの会社に合わない」「方向性が合わない」といった非常に曖昧な理由ばかりでした。

そういった気に入らない人間に対してパワハラ、モラハラを日常的に行っていました。

ちょっとした暴力行為も日常的に行われており、社長は「嫌なら辞めろ」というスタンスでした。

そんな理由で納得する人間はおらず、2代目社長派閥で無い人間は皆、退職していきました。

退職していった方々の多くは、能力が高く、直ぐに同業他社へ再就職しました。

結果的に会社に残ったのは経験の無い人間か、実力の無い人間ばかりが社内で力を持っている状態となりました。

当然の様に業績が下がっていき、後で聞いた話しですが同業他社からは「あそこと逆のことをやれば業績が上がる」と陰口を叩かれるレベルでした。

退職時辛かったこと

再就職先が決まって直ぐ、退職を申し出ました。

退職願いを上司に持って行った際、「お前みたいな奴が他の会社で通用する訳がない」といった様なことを言われました。その上、退職願いを受理しない、と言い出しました。

法的にそんな行為が認められないのは分かっていますが、裁判などになって再就職先に迷惑を掛けるのが嫌でしたので、納得して貰える様に説得しました。

「何の為の労力なのだろう」
と嫌になりそうでしたが、仕方ありませんでした。

その間に「有休休暇は使わせない」といったことや「退職金は支給しない」といった通常では考えられない様なことを言われ、その都度話し合いの場を設けました。

最終的には受理され、無事退職することが出来ました。

得られたスキル

パチンコ店で必要なスキルは全て身に付けることが出来たと考えております。

責任を店長に押し付ける代わりに、権限は持たされたので、店舗を営業していく上で必要なことは全て習得することが出来ました。

その結果、再就職がスムーズに出来ました。

退職後は同業他社の引き抜きにあい

退職を考えていた時期に、同業他社から引き抜きの誘いがありました。

条件を聞いた結果、当時働いていた会社よりも良かったので、転職を決めました。同業でも会社が変われば価値観もルールも異なるので、慣れるまで多少の時間は掛かりましたが、自分を評価して貰う為のポジティブな努力となりますので苦痛ではありませんでした。

以前の会社と比較すると給与面では大きく上がり、休日は倍になりました。

家族と過ごす時間が以前より設けられる様になったのは本当に良かったと感じております。

今の会社に転職したことで肉体的にも精神的にも楽になりました。以前の会社にいた頃は、睡眠不足で毎日朦朧としておりました。

あの時、転職をしていなければずっと後悔したと思います。

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