新卒3年目で映像制作会社を無意味な残業地獄が理由で退職

-退職者のデータ-

職業:映像制作
性別:女性
年齢:25歳
会社規模:中小企業
年収:260万円
勤務地:東京
勤続年数:3年
月間平均残業時間:40時間(残業代無し)

映像制作会社へ入社した理由

新卒入社だったこともあり、あまり就業条件や給料、福利厚生などは気にせず「その会社で自分が面白いと思う仕事が出来るのか」を最重要視して就職活動をしていました。

元々制作系の仕事をしたかったのですが、就職活動の中で出会った会社の中で最も面白いジャンルを扱っていると感じたことと、会社の人たちがとても楽しそうに、いい意味で遊び感覚で仕事をしていることに魅力を感じて入社を決めました。

若手が活躍しており、入社してすぐに自分がやってみたいことをやらせてもらえる気風もよかったです。

入社後は実際に、他の会社では絶対に新卒1年目でいきなりやらせてもらえないような仕事をたくさんやらせてもらうことが出来て、その分重圧も大きかったですが、非常に良い経験をさせてもらえました。

制作部が中心の会社で、映像の制作(企画会議やロケの準備、撮影現場でのAD業務など)をやっていましたが、その他に映像の流通まで自社で行っていたので、店舗とのやり取りをする営業部や通販サイト・公式サイトを運営するWEB部など、様々な仕事を経験しました。

無意味な残業、プライベート皆無の地獄の会社

制作業界にありがちですが、残業が多く仕事以外に使える時間が限られてしまったことが一番大きいです。

また、副業を禁止されていたため、趣味を活かした活動が制限されたということも原因の一つです。

制作部を外れて部署を異動してからも、会社の中心が制作部ということもあり、早く仕事を終わらせて帰ろうとしても、早く帰ること自体が良くないこととされる風潮、無意味に残業をする風潮がありました。

辞めようと決意する決め手となったのは、学生時代にやっていた歌を再開したいため、声楽のレッスンを受けるために出来れば週に1回は定時で帰りたいという話を上司にしたところ、

「それはおかしい。他の社員や俺たちが残業しているのに部下のお前が趣味のために決まった日に早く帰るなんて絶対にダメだ

と頭ごなしに否定されたことです。

会社はフレックスタイム制で、1日に必ずやらなければならない仕事量が決まっているというよりは、締切日までに終わらせられれば日ごとの労働時間は比較的自由に調整できるタイプの仕事で、更に言うと私は部署唯一のデザイナーだったので上司たちとは全く異なる業務を行っていたため、自分だけで自分の仕事を調整する権利があったので上司に週1の習い事を禁止される筋合いは無いはずなのですが、「残業しなければならない」「上司より先に帰るなど言語道断」といった風潮からそのように言われたことで、自分の中で何かがキレてしまい、辞めようと思うようになりました。

創業者から激励の一言を頂く

退職時につらかったことはありませんでした。

もちろん上司への不満はあったのですが、それを人事部の方に話したりはせず、あくまで「趣味だった活動を仕事にしていきたいので、そのためには今の会社ではその活動への時間を取れないため辞めさせていただけませんでしょうか」という形で退職希望を出させていただき、会社側からも「そうであれば止めようがない」ということですんなり受け入れていただけたので、円満に退社させていただくことが出来ました。

ただ、大変お世話になった創業者の方に「新卒で辞められたら会社が教育に費やしたコストが全部無駄になる」と叱咤されたのですが、最後に「そのコストを無駄にしないためにはお前が次に行った場所で成功することしかない」と締めくくられたので、激励だったと思っています。

3年で10部署経験し社会経験は積めました

若手に様々なことをやらせてくれる会社だったので、3年間で10部署以上を経験し、事務から制作まで様々な仕事を通して多岐に渡る社会経験を積めたことです。

「広く浅く」というのがピッタリで、悪く言えばどの仕事も一人前になるほど極められなかったというのはあるかもしれませんが、退職後にどんな業界に行っても役立つとお思うかなとは思っています。

退職後はフリーランスとして活動しています

元々趣味だったお芝居や歌を仕事に出来るように活動しつつ、生活のために会社で培ったスキルを活かしてフリーランスで仕事をしています。

具体的にはデザイナーやカメラマン、レタッチャーなどの写真やデザイン系のお仕事、ライター業、動画編集などです。

毎日使う脳みそが違うので切り替えが大変ですが、その分飽きることも全く無いので、日々楽しく仕事をしています。

自分から人に関わっていって仕事を取りに行くということも、勝手に仕事が用意されていた会社員時代では経験できなかったことを日々やっているのも、良い刺激になっています。

もちろん収入は減ってしまいましたが、不定期に予定が入りがちな活動を最優先に予定を調整出来るので満足しています。

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