webデザイナー未経験が激務や上司のパワハラで1年で退職した時の話

-退職者のデータ-

職業:webデザイナー
性別:女性
年齢:30歳
会社規模:大手企業
年収:250万
勤務地:大阪府
勤続年数:1年
月間平均残業時間:50時間(残業代無)

入社した動機・理由

当時は未経験だったため、書類選考や面接で不合格が続いており、レベルの高い制作会社には通用しませんでした。

まずはwebデザイナーとして一通りの経験ができれば業態や多少の勤務条件の厳しさは重視しませんでした。

ベンチャー企業で受注制作をする業態だったので、大量に募集しすぐに退職していくような回転の速い風潮でしたが幅広く経験がつめると思い入社を決めました。

入社して1年でも経験が積めれば他の会社に行くつもりで入社しましたが、そのような体制でも歓迎してくれる雰囲気だったので、第一歩としてはふさわしいと思いました。

また勤務地が梅田だったので馴染みがあり、学生時代から梅田でバイトしたりしていたので、正社員でも梅田に勤務できると通勤がしやすかったためです。

webデザイナーの仕事内容

webデザイナーとして営業部が受注してきたホームページ制作やシステム構築の案件を社内の制作部で制作するというものでした。

未経験なのでまずは既存顧客のホームページの更新作業や顧客対応が主となりましたが、一ヶ月ほどしてデザイナーが1名退職したため、すぐにそのデザイナーの引継ぎの後任として案件を任されるようになりました。

デザイナーとしては、ワイヤーフレームがある状態でディレクターはから指示があり、その通りに1からサイトのデザインベースを作り、スライスでパーツを切り出してコーダーに渡すというものでした。

業務内容は学校で習った通りのことがあり、難しいことはなかったですが、受注する数がすごいので一ヶ月で5件ほど担当しなくてはならず、担当している案件が何かでつまずいていても新規案件は変わらず入ってくるので、あっという間にどんどんたまってしまうような状況でした。

退職理由

退職理由は、予定通り、1年経過して幅広いデザイン経験が積めたので、いったんの目標が達成できたからです。

デザインはたくさんできたものの、コーディングをする暇がなかったので、このままもう1年分業でやっていても成長が難しいと思いました。

あと、業界では当たり前の残業がとても多く、9時~23時まで連日働いていたので、体調面でも継続が難しいと判断しました。

わたしには直接的な被害は少なかったものの、上司の課長代理がパワハラや不条理な贔屓などを横行していたので、職場の雰囲気もひどく悪いものでした。

さらにその上の営業部の部長も、毎日営業の部下に怒鳴っていたり、机を蹴ったり暴行もありました。

部下は新卒でも皆終電まで働き、数字を取るために必死で契約を取ろうとして、売上を100倍にするなどありもしない夢物語や、適当なことを言って顧客を契約させ、制作したホームページを納品しても、結局話が違うなどと炎上することが多々あり、裁判沙汰になるケースもありました。

そのまま1年ほど経過した時には、営業地域の大阪一帯をほとんど食いつぶしてしまっており、営業の失敗からクレームも多数起きていたので、事業部辞退が衰退しはじめました。

営業部も制作部もほとんどの中堅メンバーが辞めてしまい、アルバイトや新卒のわずかなメンバーなどで更新作業やクレーム対応するのが日々の業務の中心になりました。

よって、自身の目標達成勤務条件の悪さ事業部の衰退という大きく3つの理由で退職を決めました。

退職時の辛かったこと

梅田の一等地にあるビルで、周りにコンビニや雑貨店や病院などがたくさんあり、通勤が非常に便利だったのにも関わらず、結局退職するはめになったことが一番悔しかったですね。

ここ(場所)で働く会社がもう少しマシだったら、もっと何年も働いたのにと思いました。

あまりにも残業しすぎて少し投げやりになっていた気もします。

また、お世話になった先輩や、新しく入ったアルバイトの後輩など人間関係はすごく良かったので、お別れがさみしく感じました。

また、1年で退職することで、他に行ってもまた同じような環境だったらまた辞めるのでは、辞め癖がついてしまうのではととても不安でした。

幸い次の会社は大手が決まっていたので、すぐに転職できることが決まったのですが、最後まで不安がありました。

得られたスキル

デザイナーとして1からサイトを制作する経験が積めたことです。

受注の方法はテレアポなので多少強引でしたが、営業が一気にかき集めてくるので、大手や中小企業、個人の動物病院や美容室など、幅広い業種の制作を経験することができました。

今思えば、こういったスタイルで受注しないと、あれほどの案件を目の前にすることはありません。質より量、というスタイルで働く貴重な経験ができました。

退職後も同業種で活動中

現在もwebデザイナーとして正社員で勤務しています。

実はその後の大手の会社を人間関係のトラブルからわずか半年で退職してしまい、その後の会社もあまりいいめぐり逢いがなく、人材紹介などを使って、本来の自分の希望ではない現場なども経験しました。

本当は制作会社でレベルの高い制作をやってみたいのですが、ワークライフバランスのとれた制作会社というものが少なく、なかなか難しいのが現状です。

あと2社ほど経験したら、webデザイナーはもうあきらめてもいいのではというくらい応募をしてきました。

もうすぐデザイナーとして5年目になります。

webデザイナーは日本ではまだまだ体制が整っていない未熟な業界でもあります。

未経験者が採用されにくく深夜までの残業が多いことや、会社による業種の偏りをなくし、もっと平等に経験ができる職場が増えることを願ってやみません。

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