障害者福祉施設に勤務するが愚痴の多い職場に嫌気が差し退職

-退職者のデータ-

職業:障害者福祉施設
性別:女性
年齢:32歳
会社規模:零細企業
年収:250万円n
勤務地:愛知県
勤続年数:5年
月間平均残業時間:20時間(残業代無し)

入社した動機・理由

大学卒業後は、単にあこがれとして「車通勤」「名古屋市に近い場所で働きたい」「ボーナスがある」「退職金がある」「資格手当がある」「残業時間が少ない」「残業代が出る」「有給がある」「完全週休二日制」という条件で探していました。

福祉系の給料は、ニュースで度々取り上げられている通り月給は他の業種に比べて安いですが、その分退職金やボーナスがあれば補えると思いました。

当時は実家暮らしだったことと、そこまで金銭的に困ってはいなかった為、「給料がたくさんほしい」という気持ちはありませんでした。

入社したのは、求人票を見て、上記の条件をすべて満たしていたからです。

他の会社は、正社員募集が少なく、パートやアルバイトしか募集がありませんでした。

障害者福祉施設の仕事内容

仕事内容は、障害を持ったお子さんの預かりや療育が中心でした。

一緒に電車に乗って出かけて社会体験をしたり、服の着脱やトイレの排泄の練習、スプーンで食事を摂る練習等や、子どもたちの宿題を教えました。

それを連絡帳に書き、記録も記入しました。

他、送迎やパソコン業務がありました。

退職理由

一番の理由は、ストレスにより過敏性腸症候群になってしまい、自分の思うように働くことができなくなったからです。

ストレスというのは、先輩や上司から厳しく指導されたことにありました。

利用者は素直で、本能的に誰が一番怖く、優しいかを見抜きます。

入社して1,2年は利用者と折り合いがうまくいかなかったことで、先輩から利用者の聞いている所で「〇〇さんは利用者からなめられてるよ」等と言われ、精神的に傷つきました。

また、5年も働いていたのに、求人票に記載されていたような「ボーナス〇ヶ月分」は一度ももらったことはありませんでした。

社内の空気もギスギスしておりよどんでいました。

昼食は必ず誰かのうわさ話や愚痴でした。

毎年必ず誰かがやめていきました。

2ちゃんねるの掲示板も社員たちの手により作成されており、時々チェックしていると、過去の、その会社の愚痴が書かれていたり、社長の悪口が書かれていて全く楽しくありませんでした。

また、残業もとても多かったです。

毎日2時間程度は必ず残業していましたが、残業した分だけ残業代が出ることはありませんでした。

福祉系の大学を出ていた私は、周りの友達は「特別養護老人ホーム」や「入所施設」等の夜勤のある職場で働いていた子が多かったのですが、その友達は「夜勤手当」や「ボーナス」がしっかりもらえる事が多く、年数が経つにつれどんどん月収の差が開いていくことに焦りを覚えていました。

ただでさえ、毎年のように社員がやめていき、気づけば自分があっという間に中堅扱いされて自分のキャパを超える程働いているのに、なぜ給料が変わらないのか、好きで始めた職業なのに、何も楽しくありませんでした。

退職時辛かったこと

会社に対しての不満を持ちながらも、辞める決心がつかず、5年という長い期間、働いてしまったことです。
社員に対しても利用者に対しても愛着や情を持ってしまいました。

仲の良い社員にはプライベートでも会う事ができますが、利用者はプライバシーや個人情報の兼ね合いで会う事ができません。

5年間、一緒に過ごしたり、自分が教えたことで「字が書けるようになった」「トイレで排泄ができるようになった」等の成長に自分も携わってきた為、利用者と離れることが寂しく「もっと一緒にいたい」「もっとできる事を増やしたい」という名残惜しさが強くありました。

仕事に対しても、5年という長い期間の間に、厳しい言葉を投げかけてきた社員もやめて自分が中堅になり、部下ができた事で、仕事がやりやすくなったので、次の職場ではまた一からやり直しかと考えると少し憂鬱でした。

得られたスキル

5年という長い間、体調を崩してしまうほどのどん底にいたので、次の職場で厳しくされてもそれ以上に厳しいことはないだろうという自信がありました。

また、資格を取ったので、転職に有利でした。

入社当初は慣れない環境でどこも厳しいけれど、時間が経つと慣れる、という見通しが持てました。

退職後は同業種の会社に転職

退職後はゆっくりと体を休め、体調を整えてから別の会社に入社しました。

職種は同じです。

今度は体調の事を考慮し、自分の身の丈に合った条件に変えました。

「家から20分以内」「残業なし」です。

残業がないので、肉体的にも精神的にもとても落ち着いています。

また、今の職場は退職金はない代わりに、賞与が年に2回あります。

前職では退職金はあったのですが、ボーナスはありませんでした。退職金は5年しか働いていなかったので雀の涙程でした。

その事を考えると、年齢的にもいつ環境が変わるかわからないし、いつまでこの会社で働き続けるかわからなかった為、退職金にはこだわらず、賞与がもらえる事を優先に考えました。

前職の社員には今でも時々会っています。

今、私は自分らしく働くことができています。

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