【書評】NO FLOPを読んだ感想。失敗回避の最強ツール!

※動画の書き起こし版です!

本書の特徴

今回紹介する本ですが、

これは大当たりの本でした!


赤線引きまくりで、折り目もつけまくりです!



何かというとこちら!

FLOP/失敗できない人の失敗しない技術

というわけで、
コチラの本の特徴と本書の3つのPOINTについて
解説していきたいと思います。

まずコチラの本はどんな本かと言いますと、

ズバリ!
失敗を避けるための最強のメソッド紹介した本です!

タイトルにある「FLOP」というのは、

英語で「大失敗」と訳すんですが、

つまりタイトルのNO FLOPという言葉は、
大失敗を避けよ!!というメッセージ!

本書の大前提としてあるのはこんな考え方です。



9割のアイデアは失敗に終わる!



ビジネスのアイデアを筆頭に、

多くの人が何らかのアイデアのヒットを目指して、それを実際に世に送り出そうと目論んでいるかと思います。

しかし、残念なことに、

そのアイデアの多くは失敗すると著者は、
本書ののっけから、あらゆる過去の失敗事例を紹介し、

読み手を絶望させます。

とは言え、
アイデアの多くが失敗する。

そんな事わかっていますよね・・・

だからこそ、世の中のビジネス本では、

PDCAが大事だ!
テストマーケティングが大事だ!
何度も打席に立てばいつかは当たる!

つまり、失敗はデータに過ぎない!


そのデータを元に、
また新たな、仮説→検証を繰り返していけば、いつか当たるんだ!

と言われるわけです!

ですが、、

仮説→検証を繰り返すと言っても、

それを繰り返す事自体にも、
時間・労力・お金といった大きなコストがかかっているわけです。

特にリアルビジネスの場合だと、
固定費も掛かるので、仮説→検証を繰り返しているうちに、

どんなにキャッシュ力がある企業でも、
失敗し続けたらどこかで資金ショートしてしまうわけです!
(下記の本も参考になります)

また、個人レベルでみた場合でも、
人生の時間には限りがあり、実験や失敗を試せる回数にも限度があります。

となった場合!!

できる限り、自分が思いついたアイデアが
見込みのあるアイデアかどうかを、早めに、そして正確に判断したいわけです。


そして、その失敗を回避するための方法論を紹介したのが本書というわけです!

本書の内容は、ビジネスマンだけでなく、
ヒット商品を開発し、その成功を目論む人には、
絶対に見逃してはならない事柄が書かれています!

というわけで本書のPOINTを3つ紹介していきたいと思います。

まず1つ目はコチラ!

ほとんどの失敗は「コンセプト」が原因

POINT①

ほとんどの失敗は「コンセプト」が原因
引用:P45

新商品が失敗する多くの原因は、
そもそものアイデアが悪いことが大半だと言うわけです。

つまり、アイデアが悪い場合、

マーケティング力を強化したり、
どんな優秀な営業マンを抱えても、

売上は上がらないということです。

アイデアが悪い場合、
それに何を掛けてもゼロだということですね。

逆に言えば、アイデアさえ良ければ、
その売り方に関しては、後からいくらでも最適化ができるいうことです。

例えば、セブンイレブンやスタバなんかも、

まずは1店舗目の成功があり、そのコンセプト自体が優れていたからこそ、
横展開、つまり店舗数を増やしてどんどん売上を上げていくことができたわけです。

特に今の時代は、アイデアの価値が想定的にどんどん高まっています。

というのも、クラウンファンディングを筆頭に、
優れたアイデアにはお金が集まりますが、

キャッシュ力があっても、優れたアイデアを生み出せるわけではないからです。

それじゃ、そもそも良いアイデアとは何なのか?

どうやってそれが良いアイデアかを見分けるのか?ここが本書の要です。

次のPOINTに移ります!

仮説検証のコスト&スピードが肝心だ

POINT

そもそもが間違っていないかを早めに検証せよ!
引用:p118

冒頭でも話した通り、
新商品がヒットするかどうかは誰にもわかりません。

世紀の発明だと言われた、あのセグウェイも失敗に終わっています。

アップルのスティーブジョブスやアマゾンのジェフベゾズも

「これは革命的な製品だ」と大絶賛し、


ジョブズにいたっては発明者の顧問になることを、無報酬で申し出ていたわけです。

それだけ期待されていた製品ですが、蓋を開ければ、失敗に終わってしまったわけです、、

つまり、それだけ新商品のヒットを予測することは難しいわけです。

となったら、

製品を本格的に売り出す前に、
そのアイデアが売れるかどうかの仮説と検証を早期の段階でする必要があるわけです。

これまた、当然の話ではあり、特別目新しい発想ではないかと思います。

ところが本書においては、

多くの人がやっている仮説と検証方法に対して

「それは間違っている!!」

もっと楽でコストのかからない、簡単で確実な方法があるぜ!!

と提案しているわけです!

そしてその方法こそが、

プレトタイピングという仮説検証の方法です。

プロトタイプとの違いについては本書を読んで欲しいのですが、

簡単に言えば、
低コストで試作品のようなモノを作り、
その試作品に対し、消費者が実際にお金を払うかどうかを確認するための手法です。

ここでは、消費者が本当にお金を出すかを確認するというのが肝心で、

例えばマーケットリサーチの方法として、

消費者に「これほしいですか?」と聞いて、
「欲しい!」と返事が返ってきたとしても、

そんな言葉は信用ならん!
実際に、身銭を切って商品を購入するまではわからない!

ということです。

なので、製品化する前の段階として、どれだけ好意的な意見やアンケート結果が集まろうと、
それは信用せず、実際にお金を払うか、つまり身銭を切るかどうかを検証せよ!

そして、同時にその仮説を検証するためのコストを最小化させる方法が、

プレトタイピングなわけです。

インターネットの世界ではドライテスト(ドライランテスト)といって、

売ってから、作れ!

つまり需要があるかを確認してから、商品を開発すべし!

といった方法があるんですよね。

ちなみにドライテスト自体には、法的な規制や倫理的な面での問題もあり、
その辺りは本書でも解説されていますが、

基本的には、プレトタイピングもドライテストの考え方と同じで、
需要を確認してから、初めて販売する。 

考え方の軸は同じです。

ところが本書の凄いのは、
そのプレトタイピングの手法を8つに分類し、
それを興味深いエピソードで紹介しているところです・

ピノキオ型
一夜限り型
ニセの玄関型
機械じかけのトルコ人型とか、

ネーミングもユニークで面白いんですよね。

ここで紹介されていた手法を取り入れるだけでも、
アイデアの仮説検証において、
大幅な時間の節約ができると思いました。

つまり、POINT1とPOINT2をまとめると、

まずコンセプトが何より重要であり、
そのコンセプトの見込み具合を確かめるには、まずなによりも需要を先に、それを正しいデータと共に確認せよ!
そしてその需要をチェックする際の、正しいデータとは、お客の意見ではなく、実際にお客が身銭を切るかどうかに注目せよ!

との話でした。

というわけで、最後3つ目のPOINTを話しますが、

この3つ目のPOINTは本書の著者が一番大事だと主張している箇所です。


何かというとこちら!

ヒット商品開発に欠けてはいけないこと

POINT

どんなにいいアイデアも、あなたと相性がよくなければ意味がない。
引用:p341

本書では、
失敗による損失を最小化するための、
効果的な仮説検証の方法を解説されているわけですが、

いざその方法に乗っ取り、
ようやくヒットするアイデアを掘り当てた!

となった場合でも、
最終的には、自分自身の意欲やエネルギーが続くことをやることこそが重要なんだよ。

との話で締めくくっています。

つまり、思いついたコンセプトが当たるかどうかの仮説検証を行うと同時に、

自分自身のやる気が続かどうかの仮説→検証も同時にやりなさいよという話です。

そもそもやる価値があることなのか?
そもそも自分がそのサービスの必要性を感じているのか?
情熱を持っているのか?


こういったことを自分に問うことが必要だというわけです。

↑の「エンジェル投資家」という本の中で、

ベンチャーキャピタルが、
どういう起業家に投資をするかといったら、

やっぱり最後はその創業者自身をみる。

と書いてありましたが、

まさにそういうことです。

創業者自身の情熱や粘り強さこそが、
最後の命運を分けるということですね。

というわけで!

最初は、絶望的な話から話が進み、
途中から、その絶望に光を与える武器を提示し、

最後は、本質的な話で、締めくくるという、
とても綺麗な構成の本でした。

自分の仮説・検証の甘さを痛感させられましたし、

失敗を避けるために、
こんな方法があるのか!と膝を打つエピソードも盛りだくさんでした!

ヒット商品の開発に目論む方のみならず、
日常のあらゆる事柄に応用できる考えがてんこ盛りですので、是非読んでみてさい!

それでは!

動画版「NO FLOP」の解説はコチラ

動画版(YouTube)で見たい場合はこちら!
内容は↑のテキストと同じです。

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