【書評】「サバイバルウェディング」の婚活戦略から学ぶ「戦略」を持つことの重要性。

書評・レビュー サバイバルウェディング 感想

※ストーリーの結末などのネタバレはありませんのでご安心を!

「サバイバル・ウェディング」から学ぶ「戦略」を持つことの重要性

こんにちは。シュンです。

2018年の夏にドラマ化される「サバイバル・ウェディング」の原作を読んでみました。

サバイバルウェディングということで、
テーマは婚活です!

ビジネス、恋愛面共に学びの多い作品で、

何事も戦略を立てることが重要で、
目的に向かって、闇雲に突き進めばいいってものではない。
という

人生レベルで大事な教訓を得ることのできる作品です。

作品のストーリーを簡単に紹介すると、

出版社勤務の黒木さやか(29)は、4年交際した和也と結婚するために会社を辞めた。 だが退職した日の夜、和也の部屋で他の女のパンツを発見し、しかも婚約破棄までされてしまう。結婚と仕事を同時に失ったさやかは、ファッション誌の編集部に復職するが、新しい編集長はドSのブランド大好き男、宇佐美 (41)。しかも雑誌の企画として 「半年以内に結婚しろ。できなければクビ」と命令される。さやかが渋ると、宇佐美は「俺の戦略を使えば結婚なんて余裕だ」と豪語し、本当の婚活を教えると言う。
引用:アマゾン

というわけで、

主人公・黒木さやかのミッションは、半年以内に結婚すること。

そして、そのための婚活戦略を
上司であり自称恋愛マスターの宇佐美に半ば強引に伝授されるというストーリー構成。

そんな中、
ブランド好きの宇佐美が婚活戦略を立てる上で、度々引き合いに出すのが、

エルメス、ルイヴィトン、シャネル、ティファニー、グッチといった、
歴史あるハイブランドのマーケティング戦略。

これらの歴史的な超有名ブランドが
ビジネスの現場でどういう戦略を立て、いかにして勝ち残ってきたのか。

そのハイブランドのマーケティング戦略を婚活に応用するという試みです。

ビジネスと恋愛は、
どちらも人を魅力するという意味で、その構造が似ています。

さらに言えば、

高級ブランドというのは、
「機能性」を訴える物というよりかは、人に「感覚的」に選ばれる物です。

使い勝手という意味では、
1000円で購入できる格安バックと、何十万、何百万する高級バックの「機能性」に大差はありません。

1000円の格安カバンでも耐久性に優れた丈夫なバックは今やドン◯ホーテなどで簡単に入手可能です。

では、
格安バック、高級バックのその価格差は一体どこから生まれてくるのか??

それは、各ハイブランド企業による演出力によって生まれます。

つまり、ハイブランドの商品を売るためには、

顧客に、

「機能的な価値」を訴えるのではなく、

人間心理を分析し、
あの手この手で、意図的にその商品の価値を高めることで、

「感覚的な価値」を演出する必要があるわけです。

要するに、いかにして魅力を演出するのかという戦略ですね。

この希少性価値を演じるのに長けたブランドこそが生き残ってきたわけです。

となると、

長年ビジネスの現場で戦い抜いてきたハイブランドからは、

「いかにして自身の魅力・価値を上乗せしていくのか」

という、人を魅了するための「演出力」が大いに学べそうです。

自身の魅力を的確に相手に伝え、

かつ、多少魅力盛ってみせる演出力を持っていると、

恋愛以外にも、

就活、転職の面接時であったり、

自身をPRする必要がある時など、
人生のあらゆる局面で有利に立つことができます。

10の魅力を1000あるかのように演出したら、
それは詐欺だと思われますが。。

とは言え、
恋愛であれ、ビジネスであれ、
相手が価値を感じ、それを相手が自ら選んだのであれば
人がどうこう言うことでもありません。

価値とは、人によって変化する相対的なもの。

ビジネスの現場(特に製造業)でも、

今は、機能性で差別化することがとても難しく、
魅力を演じたもの勝ちといった側面は否定できません。

同時に今や、

個人で活動する人も年々増えていて、
それこそ、演出力がなによりも物を言います。

どんなに自分が価値あるものを持っていても、
それが相手に伝わらないのであれば、何も持っていないの同じですからね。

そんなわけで、

演出力の重要性がめちゃめちゃ高まっている今、

本書「サバイバル・ウェディング」
の主人公・さやかの婚活ストーリーを通して、

あらゆる場面で活用できる「演出力」について学ぶことは、
自分の人生を思い通りに生きていくにあたって、大いに役に立つと断言します。

読了後は、

ビジネスとは演出力だ。
いや、人生とは演出力だ。

と思わせるような作品です。

印象に残った言葉

以下では、さらに掘り下げて、
本書「サバイバルウェディング」を読んで、印象に残ったフレーズを紹介していきたいと思います。

価値の感じさせ方はコントロールできる

要するにな、同じものでも売り方しだいで1万にも100万にもなるんだ。だから、女としての価値なんて売り方しだいでいくらでも上がる
引用:p31

この言葉は、彼氏にフラれて卑屈になっているさやかに対し、宇佐美が投げかけた言葉です。

ファッションブランドに限らず、
あらゆる企業が、モノの価値を高める演出や工夫をしています。

製造業では鉄板ですが、

例えばアップルなんかも、
希少価値を高めるために、あえて商品自体の流通量を制限することで、顧客の購買意欲を高めたりなんかしています。

高級車なんかも、

世界に10台しかない限定モデル!

なんていう売り出し方をよくしていますよね。

条件反射で反応してしまうくらい、
人は「限定」という言葉にすごく弱い生き物です。

だからこそ企業は、
顧客の購買意欲を煽るために、意図的に希少性を高めるわけですが、

これって、そのまま恋愛にも応用できるよね。

ってことです。

つまり、物だけでなく、

人の場合においても、希少性というのは演じることができるということ。

希少性がなぜ大切なのかは、
逆を考えてみるとわかりやすいでしょう。

希少性がない状態
=どこでも手に入り、簡単に手に入る状態のこと。

そんなものに、人は価値を感じません。

「距離」が「魅力」を高めるからです。

海外旅行に価値を感じるのも「距離」で、
芸能人に魅了されるのも「距離」です。

となると、恋愛においても、
意図して、手に入りにくそうな状態(=距離をつくる)を演出することで、選ばれる可能性が高まるわけです。

例えば、

・相手の要求に簡単に答えたり
・予定聞かれて「いつでも空いているよー」とか言ったり
・告白されてすぐOKしたり

希少性を演出するに辺っては、

これらは、すべてマイナス効果です。

相手から見れば、あなたが「簡単に手に入る」ことのシグナルになるからです。

一言で言えば、ちょろいと思われるわけですね。

じゃあ反対に「簡単に手に入らない」と感じさせるシグナルは??

・予約いっぱいの美容師
・いつも満席の飲食店
・抽選でしか行けないライブコンサート

これらは人に選ばれていて、
簡単に手に入らないことのシグナルです。

いかにして希少性を演じるか。

これは、選ばれるにあたって、あらゆる場面で大切なことですね。

需給を意識して、勝てる場に身を置く

COACHは勝てる市場を選んで勝負しているんだ。だから激戦区のヨーロッパよりも、北米やアジアを中心に出店しているんだ。
引用:p90

本書では、

高級ブランドであるCOACHが、
戦う場所を変えることで、

ピンチを乗り切ったという話がでてきます。

COACH

激戦区を避け、「戦う場所を変える」という戦略は、ビジネスの場であれば鉄則です。

そして、競合を避けるべきというのは、恋愛でも同様です。

なぜなら、

競合がわんさかいる場であれば、
自分の価値というのは、相対的に目減りし、目立ちにくくなるからです。

アイドルが、一般人の中では異常にモテていても、
芸能界に行けば、モテにくくなるのと一緒です。

つまり、

競合がいない場はどこか?

を考えるのは、

自分という商品価値を高める上でも非常に大切なことなわけです。

すべては、需要と供給です。

恋愛においても、
需要が多くて、供給が少ない場を探すべきです。

間違っても、
供給過多の場に身を置くべきではありません。

じゃあ恋愛において、
ライバル不在の場をどうやって見つけ出すべきなのか?

と疑問を投げつけられそうなので、わかりやすい具体例を出します。

例えばです。

A子ちゃんは、高収入の弁護士と結婚したいと考えているとします。

そんな時、弁護士を捕まえるために、彼女はどういう戦略を取るべきか?

戦略を何も考えなかれば、

・弁護士や士業専門の婚活パーティーに参加する
・友人のつてを辿り、弁護士との合コンを開いてもらう

というありふれた案がでてきます。

しかし、考えることは皆同じ。

すでに、その場にいる弁護士は、沢山の女性に求められ、他にライバルが沢山います。

そこは、供給過多のレッドオーシャンです。

困った。。。

一方、

ヨーロッパという激戦区を避け、
北米、アジアで戦うという戦略に切り替えたCOACHの例に習って、

婚活においても「戦う場所を変える」という発想を持ち込むと、こんな戦略が立てられます。

どういう戦略かと言えば、

弁護士の卵が沢山いる法律の専門学校に通うということです。

彼らはまだ、弁護士の卵で、
勉強中の身なので、ライバルも少ないです。

さらに!

法律の専門学校には女性が少ないので、一人勝ちできそうな気配が満載です。

まさに、需要が多く、供給が少ないという

恋愛において理想的な場です。

将来的に値上がりしそうな割安株を探し出すという株取引みたいですね。

こんな風に、

場所と時間軸を少しずらせば、

自分が勝てる市場というのは、案外あるものです。

弁護士の例はやや極端な例だったかもしれませんが、

大切なのは、ライバルが沢山いる場を避け「場を移動する」という意識を持つことです。

先回りと移動力です。

冷やかし客ではなく、見込み客だけを相手にする

お前の目的は結婚だろ。その目的を達成するのに、今、一番失ってはいけないものはなんだ?
引用:p246

「結婚する意思のない相手と付き合っていても無駄だから、
なによりもまず相手の結婚意思を確認すべきだ。」

と、宇佐美がさやかに対して、強く助言をするシーンです。

要するに、
さやかはあくまで結婚することが目的なのだから、
冷やかし客ではなく、見込み客と接するべきだと言うこと。

ビジネスにおいても、
一番たちが悪いのが「冷やかし客」です。

全く買う気がないのに、

マンションの内見をしたり、
車の試乗運転をしたり、
無料相談サービスに相談してきたりする人たち。。

彼らは、こちらの時間と労力をチューチュー奪います。

特に、時間というのは、最も貴重な資源なので、

時間をかけるべき相手は慎重に見定める必要があるわけです。

これは、婚活でも全く同じこと。

相手にすべきは、
自分の目的に沿った「見込み客」なわけです。

婚活で言えば、

いわゆる「ヤリモク」というのは、
女性からしたら何としてでも避けたいわけですよね。

なぜなら、婚活する女性にとって、
歳を取ることほどの恐怖はないからです。

可能性のない男には1秒たりとも時間を掛けたくないと思います。

本書においても、

男の29歳と女の29歳では、1日の重みが全く違うのだ。
引用:p158

という言葉が出てきましたが、
よく男性作家がこんな表現思いつくよな〜と関心してしまいました。

というわけで、

ビジネスでも婚活でも、

時間というのが限られた資源である以上、

時間を注ぐべき相手は、しっかりチェックすべきだということですね。

資源の投入先、超大切。

まとめ

本書は、

婚活に、ハイブランドのマーケティング戦略を応用するという少々変わった切り口の物語です。

濃いキャラクターを演じる上司の宇佐美ですが、

主人公・さやかに助言する内容は、
人間心理に沿った、婚活を戦略的に進める上での合理的な方法論でした。

本書は婚活をテーマにした物語ですが、

婚活に限らず、

「どんな事においても、戦略的に事に当たる。」

というのは非常に大切だなーと改めて痛感。

天才アインシュタインも、

「もし私がある問題を解決するのに1時間を与えられ、しかもそれが解けるか解けないかで人生が変わるような大問題だとすると、そのうちの55分は自分が正しい問いに答えようとしているのかどうかを確認することに費やすだろう」

と言いましたが、

これぞ戦略を立てることの重要性を言い表した言葉ですよね。

それでは!

【編集後記】
はじめして。
管理人のシュンです。

 

大学を卒業後、
会社に就職するものの、
その“厳しい生活”に馴染むことができず、
わずか3ヶ月で退職。

その後、
インターネットを利用したメディア構築ビジネスで
会社員時代の何倍もの金額を稼ぐようになりました。

 



『知っているか知っていなかで人生おそろしいくらい変わるな』 と痛感。

 


そんなわけで、
かつての僕のような方に向けて、個人で生計を立てる術を教えたい!
という思いから“個人メディアつく〜る”という無料コミュニティをはじめました。
(ふざけた名前ですが中身は至って真面目です)

 

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